浮気証拠には、いろいろなものがあります。
離婚裁判で利用する場合には、裁判所が有効な証拠と認めるものが必要になるので、自分で浮気証拠を集めても、裁判所で使えなければ意味がありません。
しかし、自分自身である程度の証拠を集めることはもちろん可能です。
探偵が取ってくれた浮気写真など裁判所に提出する証拠に合わせて、自分で収集した浮気証拠を提出することもできます。
浮気証拠を集める際に持っていると便利なのは、デジカメです。
携帯電話についているカメラ機能では解像度に問題があってズームにするとボンヤリしてしまうことが多いので、ズーム機能に優れたデジカメを持っていたほうが良いでしょう。
あまり大きなカメラだと持ち歩きに不便なので、小型で軽量、
それでいてズーム対応している機能的なものを選ぶのがコツです。
デジカメは最近では2万円~4万円程度でかなり高機能なものが購入できます。
また、ICレコーダーも持っていると便利です。
自宅に異性を連れ込んで浮気していることを疑っていたり、
自分がいない時にパートナーが電話で異性と話をする内容を知りたい時などには、
部屋にICレコーダーを仕掛けておくこともできます。
近年ではレコーダーの容量が大きくなり、
100時間以上の録音時間に対応しているものもあるので、
購入の際には容量が大きいものを選ぶようにすると良いでしょう。
ICレコーダーもそれほど高額ではなく、容量たっぷりのものでも1万円~2万円程度で購入できます。
これらのアイテムは、パートナーが本当に浮気しているのかどうかを突き止めることができるなど、
実際の浮気現場を押さえる以外の目的でも活用することができます。
パートナーがいつ浮気をするのか、
次の浮気予定日はいつなのかを把握する際にも上手に使うと良いでしょう。
ただし、浮気調査の後に離婚裁判を行って慰謝料や養育費を請求する場合には、
裁判所で確実に有効となる浮気証拠が必要となります。
そのため、できれば探偵など専門機関に調査を依頼したほうが、確実な浮気の証拠をつかみやすくなります。
その際には、パートナーに気づかれないように自分では普段と変わらない行動をとるとともに、
あまり時間をかけずにサッと短期間で証拠をつかみたいものです。
用心されると浮気相手としばらく会わないように時間を置くなどされてしまい、
証拠がつかめなくなってしまいます。
浮気調査は、こちらが勘づいていると相手に気づかれることなく
短期間でさっと証拠をつかむことが大切なのです。