総額料金っていくらかかるの?

「浮気調査にいくらかかりましたか?」と尋ねると、ある方は総額50万円、別の方は百万円と答えます。

一見後者の方が良くない業者に依頼したように見えるものの、実はお二人とも同じ調査会社に依頼したのです。どうして案件ごとにこれほど支払いの総額が変わるのでしょうか。

その原因となるものは2つあります。1つ目は具体的な依頼内容、2つ目は調査対象者の生活スタイルです。

配偶者あるいは恋人の調査を依頼する動機はさまざまです。
浮気相手と別れさせたいというケースもあれば、
離婚裁判で必ず勝てる証拠がほしい、という場合も有ります。

そうなると、調査会社が達成すべき目標もおのずと変化します。
浮気相手と抱擁していたり手をつないでいたりする写真で十分、という方もおられれば、
ホテルへ入った証拠写真を複数回に渡って撮影してほしいという希望をされる方もおられます。

当然後者の方が調査に要する期間は長くなり、その分人件費や車両代もかさむことになります。

調査員が二人の場合、一週間の調査で費用は50万円前後が相場と言われていますから、
調査が長引けば長引くほど総額料金は増加することになります。

もう一つの要素は調査対象となる人の生活パターンです。
毎日のように不貞行為に及んでいるようなケースでは、調査期間も短く終わります。

わずか数日、あるいは一日で決定的な証拠が十分に集められることもあります。
一方非常に警戒心が強い人の場合は、浮気の証拠を残さないためにホテルを利用しなかったり、
浮気相手の家に行かなかったりということがありえます。

こうした時には浮気の状況証拠を積み重ねていくことが求められるため、
やはり調査期間は長引くことになります。

また浮気相手と会うことがそれほど頻繁ではない場合にも
確実な証拠をつかむまでに時間を要し、結果として料金は高くなっていきます。

また調査対象者が出張の多い仕事を持っているケースなど、
移動範囲が広くなる場合にも燃料費などの費用がかさむことになります。

調査に関わる総額料金を抑えるためにできることが何かあるでしょうか。

浮気調査を依頼しようとする人は、打ち合わせを行う際に配偶者の生活リズムや
行動のパターンをできるだけ詳細に調査担当官へ伝えましょう。

担当官もプロですから、情報が多ければ多いほど
対象者の人物像や性格をつかむことができます。

そうすることで不貞行為に及ぶタイミングもある程度事前に推測することができるようになり、
結果として証拠をおさえるまでの期間を短縮することにつながるのです。

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